■ ID
| 1676 |
■ 種類
| 論文 |
■ タイトル
| Does wet precipitation represent local and regional atmospheric transportation by perfluorinated alkyl substances? |
■ 著者
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Sachi Taniyasu
(独)産業技術総合研究所
Nobuyoshi Yamashita
(独)産業技術総合研究所
Hyo-Bang Moon
漢陽大学
Karen Y. Kwok
香港市立大学
Paul K. S. Lam
香港市立大学
Yuichi Horii, Gert Petrick
ヘルムホルツ海洋研究センター
Kurunthachalam Kannan
ニューヨーク州立大学
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2013 |
■ 誌名・巻・号・年
| Environmental International, Vol.55, 25-32, 2013 |
■ 抄録・要旨
| 本研究では、局所域における有機フッ素化合物(PFASs)の移送を理解するため、日本国内の数地点において雨水、雪、雪コアを含む湿性降下物を採取し測定した。湿性降下物によるPFASsの除去率は、有機フッ素鎖の長さに依存して異なった。陸域及び外洋で観測されたPFASs降下フラックスは、それぞれ数ng/m3と同等であった。また、遠隔地におけるPFASsの時系列的汚染を理解するため、立山(2450m)で採取した7.7mの氷雪コアを分析に用いた。そのPFASs濃度分布は、Perfluorobutane-
sulfonate (PFBS)を除いて表層で高く、深さに依存して低くなる傾向がみられた。水溶解度の高いPFBSについては、融雪及び氷結のサイクルにおいて、深層方向へ移動したものと推察された。
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